新年のご挨拶

新年のご挨拶

 

 あけましておめでとうございます。

 COVID-19の感染拡大によって世界はニューノーマルの時代に突入し、人々の生活様式も大きく変化しました。みなさまも今までとは少し違った新年をお迎えのことと思います。

 名古屋国際中学校・高等学校では、例年実践してきた国際理解研修を現地における学びではなく、オンラインでの学びに変更するなど、COVID-19の影響を大きく受けながらも教育活動を停滞させることなく新様式での学びへと移行してまいりました。

 このような時であっても学びを止めないという強い姿勢で挑んだ2021年は、名古屋市立名東高等学校ならびに奈良県立国際高等学校と「ニューノーマル時代における国際教育の推進に向けた連携」を締結することができました。この連携は、COVID-19により浮き彫りとなった国際教育を実践する上での諸課題の解決を図り、真の国際人の育成を目的としており、2022年から本格的な交流が始動します。

 また2022年3月には、2019年に文部科学省より指定された「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」が完了を迎えます。これは、市町村・高等教育機関・産業界とのコンソーシアムを構築し、地域課題の解決や探究的な学びを実現する取り組みを行う高等学校等を「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の指定校とし、質の高いカリキュラムの開発・実践、体制整備を進めていく取り組みです。本校はグローバルな社会研究テーマとして「持続可能なランドスケープの設計 〜天白川水系から世界を俯瞰する〜」という研究開発を掲げ、地域と連携したランドスケープ推進コンソーシアムの構想、グローカル型地域協働教育カリキュラムの構築、国際教育とキャリア教育の再編成と体系化を行いました。

 2022年2月12日には研究開発実施報告会として「対話セッション2022」を対面とオンラインで開催予定です。愛知県経済産業局スタートアップ推進監の柴山政明氏をお迎えし、「愛知県のスタートアップ支援 〜愛知から未来を創る〜」をテーマにご講演いただきます。本事業の締めくくりとなる報告会ですので、生徒の成長を是非ご確認いただきたいと存じます。

 「世界と日本の未来を担う国際人になるために」という本校のスローガンは、現代社会に必要とされるグローバルリーダーを育成することを意味していますが、本校がこの先駆的な取り組みを実践することができているのは、系列校である名古屋商科大学が長い歴史の中で築いてきた「開拓者精神(フロンティア・スピリット)」を基軸とする無形の知的資産に根差した国際化への礎があるからです。

 多様で包摂的な、そして、持続可能な未来社会を牽引する国際人を育成するため、名古屋国際中学校・高等学校はこれからも学びを止めることはありません。

 2022年も変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、挨拶に代えさせていただきます。

  

令和4年1月1日      

名古屋国際中学校・高等学校

校長 小林 格