[C]環境的視点 

名古屋国際 JUNKAN Project

JUNKAN Projectでは、私達の身の回りの生活と環境の関わりについて学習し、自然との「共生」を実現するための循環型社会を目指して、中高生ができるさまざまなSocial Action!を行っていきます。 

【Report⑨】
ユネスコのビデオ・カンファレンス 2018.5.30, 6.13

フランス・パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)の企画により、本校はビデオ・カンファレンスに参加しました。初の試みであったインターネット電話「Skype for Business」を通し、リアルタイムで海外と繋がりました。第1回(5月)ではインドネシアとモンテネグロ、第2回(6月)では東京大田区の学校とウガンダの各学校が参加しました。本校では中学生のSus-Teen ! メンバーが、気候変動に関わる活動報告を行いました。自作のスライド資料をiPadで流しながら英語で発表したり、時に歌のパフォーマンスを取り入れるなど、工夫を凝らした発表を世界に発信することができました。発表後の英語での質疑応答では、生徒達も積極的に挙手し、議論を深める姿がありました。生徒たちは今回の取り組みを通して、刺激的な国際交流を経験することができました。



【Report ⑧】
中学1、2年生 SDGsこどもワークショップ参加 2017.11.03


文部科学省委託事業の一環として開催された「SDGsこどもワークショップ」に本校から生徒2名が参加しました。ワークショップでは、アクティビティを通して社会課題の関係性を考えました。前半は、「食」について、フードマイレージ※1に基づきディスカッションを行いました。生徒は日本の食事が多くの輸入品で構成されていることを知り、それに社会課題が付随することも理解しました。
後半は、「世界がもし100人の村だったら」※2を題材としたアクティビティで、世界の格差問題や多様性を体感しました。また、「食」をテーマとした国際協働学習プロジェクトに参加している学校の活動成果発表も実施されました。今回参加したことで、生徒は多くの社会問題に関心を持ち、他の参加者とのコミュニケーションを通して、新しいアイデアやチャレンジしたい取組みを見つけられたようです。

※1「フードマイレージ」 食料の輸送に伴い排出される二酸化炭素が、地球に与える負荷に注目した考え方であり、食料の輸送量と輸送距離を定量的に把握するための指標とされます。
※2「世界がもし100人の村だったら」2001年前後にインターネット上で世界的に広まったメールメッセージ。世界を「100人の村」に見立て、国際社会の相互理解を示唆する内容で、日本でも出版・教材化されています。



【Report ⑦】
カーボンオフセット勉強会 2015.10.31.


株式会社ウェイストボックス代表取締役の鈴木さんと小川さんにご来校頂き、高校1年生を対象にカーボンオフセット勉強会を行いました。株式会社ウェイストボックスは、排出権取引を行っている会社です。勉強会では、アクティブラーニングラボを使用して、カーボンオフセット商品を実際に触ったり、排出権取引の仕組みについて学びました。後半は、ゲーム形式で排出権を売る側と買う側にグループ分けし、商品を宣伝したり、売買する際の交渉をしたあと、カーボンオフセットについてディスカッションを行いました。生徒たちは、ゲームの中で慣れない商品のプレゼンテーションや交渉など、四苦八苦しながら楽しんでいる様子でした。

【Report ⑥】
愛知県ユネスコスクール交流会での発表活動 2015.10.10.


10月10日(土)に愛・地球博記念公園で開催されたユネスコスクール交流会にて、名古屋国際中学校と名古屋国際高等学校の取り組みをそれぞれ紹介しました。中学生はポスターセッションに臨み、一般の観客も多い中、ロンドン語学研修での活動や防災マップ作成などの取り組みを説明しました。高校生はプレゼンテーションを行い、フェアトレードコーヒーや災害用携帯トイレなどの活動を紹介し、今後の活動目標を発表しました。また、参加した学校の代表生徒によるパネルディスカッションでは、持続可能な社会に向けての意見交換を行いました。

【Report ⑤】
ペットボトルキャップの回収~校内でのAction!!~ 2015.6-


生徒たちは、これまで学校でペットボトルとともに捨てられていたキャップを資源として回収するために、手作りのエコキャップ回収BOXを作成し、全てのゴミ箱前に設置しました。このキャップは、光楓祭でキャップアートとして活用し、その後回収活動をしている団体に譲渡していく予定です。生徒たちはこの活動を通して、ゴミの分別、資源の大切さ、「もったいない」について学んでいます。


【Report ④】
環境保全・3Rポスター〜持続的な資源利用について考える 2015.8 


夏休みに「環境保全・3Rに関するポスター」の作成に取り組みました。ポスター作製にあたり、ゴミや環境問題についてリサーチを行い、メッセージ性のあるアイデアを形にしました。中には、5R(Reuse/ Reduce/ Recycle/ Refuse/ Repair)について調べ、ポスターに描いている生徒もいました。

【Report ③】
海外フィールドワーク〜アジアの環境問題について考える 2015.7.15-2016.7.19


本校姉妹校訪問で訪れたシンガポールにおいて、国策として長年取り組んでいる水問題について学習するために、河口を堰き止めて建設した巨大な貯水池マリーナ・バラージを視察しました。隣接する展示館では、シンガポールの水問題への取り組みの歴史や堰の貯水システムについて学び、社会における水資源の重要性について学びました。

【Report ②】
総合的な学習の時間〜”社会生活と循環”アクティビティ〜 ALL Students 2015.6.1


全校一斉に行った総合的な学習の時間では、以下の3つの課題について考察しました。身近な事例から社会課題を発見し、環境問題に関わるフードマイレージについての基礎概論を考えました。
[Activity1]身近なコンビニのことをどれだけ知っている?
[Activity2]お弁当の中身はどこから来ているの?
[Activity3]フードマイレージを計算しよう!

【Report ①】
異文化理解フィールドワーク〜外国人に聞いてみよう 2015.4.1-2016.3


異文化を理解するために海外でのフィールドワークの実践を行っています。町の人々、お店の人々など、国内外の様々な地域や職種・年齢の外国人に対して、社会生活と循環に関わる以下の7つの質問を行いました。
[質問事例]
Do you think that your country is addressing environmental concerns and is a recycling society? If you answered yes, could you provide some reasons for giving this answer ? (あなたの国は環境問題対策や循環型社会の構築に向けた取り組みを積極的に行っていると思いますか?)

生徒たちは逆に質問をうけるなど四苦八苦しながらも、英語でコミュニケーションをとりました。アンケートは、各国で実施しその結果を他の2分野の結果とクロスさせて研究・分析をしていきます。
[実施対象国・実施期間]
◯ イギリス(ロンドン):2015.5.8〜2015.5.14